(趣旨)

第1条　この要綱は、倉浜衛生施設組合事務局職員の再任用に関する条例(平成26年倉浜衛生施設組合条例第1号)に基づき、定年退職者及び定年退職者に準ずる者(以下「定年退職者等」という。)の再任用の実施に関し必要な事項を定めるものとする。

(再任用職員の任用形態)

第2条　再任用職員の任用形態は、地方公務員法第28条の5第1項に規定する短時間勤務の職を占める職員とし、その勤務時間は、休憩時間を除き1週間当たり31時間を基本とし、1日の勤務時間は7時間45分を基本として設定する。ただし、管理者が特別に認める場合においては、この限りではない。

(再任用職員の勤務条件等)

第3条　再任用職員の任期は、原則として4月1日から翌年の3月31日までの1年とする。この場合において、再任用職員の勤務実績が良好であると認めるときは、当該再任用職員の任期を1年を超えない期間で更新することができる。

(再任用の意向調査)

第4条　管理者は、定年退職者等に対し、再任用についての意向調査を毎年実施するものとする。

(再任用の申出)

第5条　定年退職者等で再任用を希望する者は、再任用申出書(様式第2号)を管理者に提出しなければならない。

(委員会の設置等)

第6条　規則第4条に規定する、倉浜衛生施設組合再任用職員任用審査委員会(以下「審査委員会」という。)は、次に定める者をもって充てる。

(会議)

第7条　委員長は、審査委員会を招集し、会務を掌理する。

(再任用に係る職員の審査)

第8条　再任用職員を任用しようとするときは、審査委員会において審査を行うものとする。

(審査結果等の通知)

第9条　管理者は、審査委員会の審査に基づき、再任用に係る職員の候補者(以下「再任用候補者」という。)を決定した場合は、再任用希望職員に対し、再任用職員任用審査結果通知書(様式第4号)により、審査結果を通知するものとする。

(候補者資格の取消し)

第10条　管理者は、再任用候補者が次のいずれかに該当するときは、候補者資格を取り消すことができる。

(任用の方法)

第11条　任命権者は、再任用職員の任用に当たっては、辞令書を交付するものとする。

(任期の更新等)

第12条　再任用職員の任期を更新しようとするときは、審査委員会において審査を行うものとする。

(配属先の決定)

第13条　管理者は、第9条又は第11条の規定により再任用職員任用審査結果通知書により合格の通知をした者に対し、再任用配属先の部署(以下「部署」という。)を決定し、再任用内定通知書(様式第5号)により通知するものとする。

(再任用職員の責務)

第14条　再任用職員は、部署に係る内示があった場合は、これに従うものとする。

(再任用等の辞退の手続)

第15条　再任用内定職員又は再任用の任期の更新が決定した者は、再任用又は再任用の任期の更新を辞退する場合には、再任用等辞退届(様式第8号)を管理者に提出しなければならない。

(退職)

第16条　再任用職員の任期が満了したときは、辞令書を交付して退職となる。

(任期の末日に関する特例)

第17条　前条に規定する任期の末日の特例的経過措置として、退職共済年金の支給開始年齢の段階的引き上げに伴う無収入期間が発生する年度に合わせて、それぞれ任期の末日を、次の各号に定めるところとする。ただし、管理者が特別に認める場合においては、その限りではない。

(補則)

第18条　この要綱に定めるもののほか、再任用に関し必要な事項は、別に定める。